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二八 羊飼いは天使に知らされて、イエズスを拝みに来た
イエズスさまのお生まれになった晩、ベトレヘムの近くで、羊飼いたちが羊の番をして野宿をしていました。すると、急に天使がそばに現れ、まぶしい光りが、かれらを取り囲みました。羊飼いたちはびっくりしてふるえていますと、天使が言いました、「こわがることはない。私はたいへんうれしい知らせを知らせてあげる。すぐダビデの町のうまごやに行ってみなさい。そこにはかいばおけのなかに、布につつまれて寝かされている赤子がいる。それこそ、この世においでになった救い主だ。」
天使がこう言い終わると、おびただしい天使のむれが現れて、「天には、神さまにみさかえがありますように。地には、よい心を持った人々に平和があるように」と声を合わせて歌いました。
こうして天使たちの姿が消えたあと、羊飼いたちは喜び勇んで、「さあ、ベトレヘムへ行って、今のお告を見よう」と口々に言いながら。急いで行きました。そこには天使のことばのとおり、イエズスさまはかいばおけに寝かされ、そばに、マリアさまとヨゼフさまがついておられました。羊飼いたちはこれを見て、救い主をつかわしてくださった神さまを、ほめたたえました。
救い主であるこの生まれたばかりの赤子は、八日目に、ユダヤ人の習慣に従って儀式を受け、イエズスという名をつけられました。
一 聖堂にいらっしゃる幼いイエズスさまを、喜んでおたずねしましょう。
二 毎年1月2日には、救い主がイエズスというみ名をつけられたことを記念します。
三 御聖体のイエズスさまに対する祈り
「愛するイエズスさま。あなたは、いま、ここに、御聖体の姿でおいでになります。私はみまえにひざまずき、つつしんであなたを拝みます。どうぞ私をごらんになって、祝福してください。私があなたのお気にいるよい子になり、やがて天国に入れるよう、どうぞ私をお助けください」
四 聖歌 公教聖歌集 111 しずけき
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